綺麗な夕日をみたいと思う、 都会に住む人
都会の便利なところに住みたいと思う、小さな島国の人
高い山を見たいと思う、草原に住む人
象を見たいと思う、高い山に住む人
みんな地球という、星に住んでいる
自身の覚書も兼ねて、jQueryの勉強過程なぞをこのブログに記してみようかと思います。自分自身プログラムがバリバリ書けるというわけでもなく、かといって全く理解できないわけでもない(ActionScriptやJavaScriptの基本はできるレベル)という中途半端な状況なので(苦笑)この状況を打破するべく、jQueryの学習とその過程を掲載していきます。
jQueryでなくても、Ajaxを使いたいとか勉強してみたいというデザイナーさんは結構いると思うのですが、Ajaxの本を買ってみてもさっぱり???という人も多いんじゃなかろうかと???。そういう本を書いている方って概して「プログラムが分かる方」なので無理もありません。初心者が見たんじゃわかんないことが多いですよね。このブログでは、そんな方(私のような方)でも分かるようにjQueryについて書いていけたらなぁと思います。
プログラム初級者向けに書いていくので、ある程度プログラムを理解されている方にとっては多少まどろっこしく感じるかもしれませんがご了承下さい。
注)これらの記事はjQuery1.1(2007年1月時点の最新版)を前提に書いています。過去のバージョンと異なる点がありますのでご注意下さい。
jQueryはAjax(エイジャックス)を開発する上で用いられるAjaxフレームワークの一つです。ここで言うフレームワークとは???
具体的なソフトウェアだけでなく、汎用的に適用できるプログラムの設計モデルや典型的な処理パターンなどを含めてフレームワークと呼ぶ場合もある。
なるほど、つまりはAjaxで実現できる機能や、エフェクト、処理などが一個にパッケージされたプログラムの集合体(ライブラリ)ってところでしょうかね。
jQueryはAjaxフレームワークの先輩であるprototype.jsに触発され、影響を受けて開発されました。その特徴はjQueryの公式サイトにもあるようにwrite less. do more.即ち、少しの記述で多くの効果があるスクリプトを記述できるということです。jQueryの記述方法は独自のルールがあり、標準的なJavaScriptの記法とは異なりますが、書式が簡単なため学習も容易です。
プログラムが肥大化し、色々な批判も出ているprototype.jsと異なり、jQueryのソースコードはわずか19KB(圧縮版)という軽量さです。さらにはバージョンが1.1になってからは更なる処理の高速化が図られています。
jQueryはInternetExplorer5.5以上、Firefox1.0以上、Safari 1.3以上、 Opera 8.5以上のクロスブラウザ対応となっています。一般的なモダンブラウザで使うぶんには何も問題はないでしょう。またCSS1-3の各種セレクタの他、XPathもサポートしています。
John Resigという方を中心に、現在はjQuery teamという開発チームを組織し、開発にあたっています。
jQueryは公式サイトからダウンロードできます。圧縮版( Compressed )と非圧縮版( Uncompressed )がありますので、Webサイトにアップする際には圧縮版が良いでしょう。実際に使う際は下記のようにhead内jQueryを読み込む記述をします。
<head>
<script type="text/javascript" src="path/to/jquery.js"></script>
<script type="text/javascript">
// ここに実際に処理するコードを書きます
</script>
</head>
jQueryはMITライセンスとして配布されています。著作権(ソースコードの先頭にかかれている)を表示すれば自由に利用できます。著作権はソースコードに記載されているので、そのまま使用すればなんら問題はありません。商用利用、ソース改変、再配布なども可能です。
技術的な解説はIBMのサイト”jQuery を使って Ajax 開発を単純化する” が非常によくまとまっていますので、jQueryに興味のある方は一読することをお勧めします。